みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。
金管バンド楽器紹介の4話目は、神の楽器とも呼ばれるトロンボーンについてです。コルネットなどのピストン楽器が普及する前から、トロンボーンは自由に音程を変えることができ、半音階が演奏できることから、教会での讃美歌の伴奏に使用され、神の楽器と称されていました。
現在ではクラシックをはじめ、ジャズやビッグバンドなど、幅広いジャンルで演奏される金管楽器の中でもとりわけトロンボーンは万能な楽器です。そんなトロンボーンの金管バンドにおける役割をご紹介していきましょう。
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皆さま、こんにちは。
梅雨の時期にしとしと雨が降ると言われていたのが遠い昔のことに思われるぐらい、大雨が各地に影響を及ぼしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
前回の記事はこちらになります。
・名演紹介 #5 エルフゲンの叫び/福工大附城東高
今回から、私が吹奏楽コンクールの会場で生演奏を聴くことができた名演をご紹介するシリーズが始まりますが、記念すべき初回には吹奏楽コンクール全国大会での演奏ではなく、東関東支部大会の演奏をご紹介します。
2012年(第18回大会)の演奏になりますが、この年の東関東支部大会は特に注目される大会となっていたため、それまでの東関東支部大会の歴史を説明しておきましょう。
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吹奏楽やブラスバンドの指導の方にとって、吹奏楽とは?バンドとは?音楽とは?
全国の指導者の方々、 そして、バンド活動にがんばるメンバーたちへの応援の気持ちをこめて、現場の指導者の方の「声」をご紹介いたします。
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みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。
ソプラノ音域、アルト音域とご紹介してきました金管バンドの楽器シリーズですが、今回はテナーのパートよりフロント・ロウ(前列)のバリトン・ホーン、そしてアニメの主人公にもなり吹奏楽でも大活躍のユーフォニアムのご紹介です。
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皆さま、こんにちは。
リード楽器の奏者としてはとても憂鬱な気分になる梅雨の季節がやってきてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は海外吹奏楽オリジナル作品から、ローレンス作曲の「エルフゲンの叫び (原題:Warcrye Of Elfegen)」の名演をご紹介します。
作曲者のジェフリー・ローレンスという人物についてはほとんど情報がなくあまり知られておりませんが、「エルフゲンの叫び」が収録されているCDのブックレットに作品の情報と共に書かれているプロフィールをご紹介しておきます。
イギリスの名門近衛楽隊、グレナディア・ガーズ軍楽隊と、ロイヤル・エア・フォース(王室空軍)セントラル・バンドのいずれも首席コルネット奏者を歴任、退役後は作曲・編曲・指揮の分野でも活躍しているローレンスの新作で、出版社が主催する’99年度の「スタジオ・ミュージック作曲賞」を受賞した作品。風変わりなタイトルだが、イギリスの故事か伝説に由来したものと思われる。Warcryeは古い英語で「ときの声」の意味。
BRN <バンド・レパートリー・ネットワーク> 2000-12 Vol.13 CDのブックレット(後藤 洋氏著) より引用
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