【私と吹奏楽】心に残る曲を…….(高田 治彦 先生)

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吹奏楽やブラスバンドの指導の方にとって、吹奏楽とは?バンドとは?音楽とは?

全国の指導者の方々、 そして、バンド活動にがんばるメンバーたちへの応援の気持ちをこめて、現場の指導者の方の「声」をご紹介いたします。

※ミュージックエイトHPに掲載のコラム「私と吹奏楽」より引用

岐阜県大垣市立赤坂中学校吹奏楽部高田 治彦 先生にお話を伺いました。

部員数:男子6名 女子40   ※部員数は掲載当時のものです。
部のモットー:多くの方に喜んでいただける演奏をしよう

 私が吹奏楽という世界に入ることになったのは、高校の吹奏楽部での活動がきっかけです。創部まもない我が部はそれこそ手探り状態で、ただ音を出すだけで精一杯!? なのに、少ない音楽経験の中から無い知恵を振り絞って、パート練習の内容を考えたり、少ない情報の中からなんとか自分たちの力で効率よく運営できないかと悪戦苦闘した日々が、今の生活の基礎になっています。

 大学では、オーケストラのホルン奏者として、これまた貴重な経験をすることができました。オケの金管といえば、曲によっては何十小節休んで全音符2小節とか、ひたすら4分音符でハーモニーを刻むなど、吹奏楽部で演奏する曲とは全く異なった内容に少々戸惑いました。しかし、それまでの吹奏楽とは違い、1つの音符に対する思いの入れ方、こだわりの持ち方など、より音楽の本質に触れることができ、私の音楽観を大きく変えることになりました。そこで演奏した交響曲やバレエ組曲などは、さすがに演奏され続けているだけあって、お客さんはもちろん、奏者としても楽しめるものでした。

 いろいろなジャンルの曲を演奏でき、いろいろな場面で演奏できるフットワークの良さという点で、オーケストラに比べ、吹奏楽は魅力的な演奏形態ですが、そこで取りあげられる曲には魅力的なものが少ないように思います。1年間の活動の中でさまざまな曲を演奏するのですが、琴線に触れるような曲にはなかなか「お耳」にかかる機会がありません。生徒たちもそれほど多くの種類の音楽に接しているわけではないので、我々指導する立場の者が、アンテナの感度を高くして、たくさんの音楽に接する必要があると思っています。

 明けても暮れてもバンド!バンド!!バンド!!! の生徒たちです。夏の熱い教室で、冬の凍える教室で多くの時間を割き、同じ曲を何度も何度も繰り返し練習するわけです。刺激的なものや、目新しいもの、大会で結果が得られるもの!?などに耳を奪われがちですが、数少ない演奏活動の中で、心に残る曲をより多く選んでやりたいと思います。

 ミュージックエイトさん、ぜひそんな曲を1曲でも多く世に出してやってください。お願いしますよ!

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