【金管バンドナビ】#19 英国金管バンドのコンテスト⑥

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みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

先週は、英国で最も勝ち上がるのが難しいとされるブリティッシュ・オープンの特集でした。日本の吹奏楽コンクールは基本的に出演する人数で出場枠が変わりますが、金管バンドのコンテストでは主にバンドが属するグレードや過去のコンテストの成績などで出場できる枠が変わる点など、日本と比べながらお読みいただくのも面白いかもしれません。

本日は英国国内での1番を決める、全英大会(National Brass Band Championships of Great Britain)を特集してご紹介します。

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【吹奏楽ナビ】名曲・名演紹介#14

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皆さま、こんにちは。

各地では地区大会が終わった頃でしょうか。この時期は、私が高校生の時は合宿があったりで毎日練習に励んでいましたが、中学生の時は午前中に練習が終わることが多くて夏休みを満喫していた記憶があります。

今回は、レスピーギ作曲の「シバの女王ベルキス」をご紹介します。

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【金管バンドナビ】#18 英国金管バンドのコンテスト⑤

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みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

前回のウィット・フライディ、ワールド・ミュージック・コンテストのご紹介はいかがでしたか?これら2つのコンテストが終わるとともにひとまず英国の年度はひと段落します。この後は夏休みシーズンを挟み、多くのバンドは1~2週間のバカンスを取って秋の新年度からさっそく始まる英国でナンバーワンを決めるコンテスト・ラッシュに入ります。

しかし、そんな中、8月に開催される稀有なコンテストがあります、それが英国西部に位置するケルトな国ウェールズ(Wales)、ここで開催されるウェールズ・アイステッドフォッド(National Eisteddfod of Wales)です。この大会も様々な音楽のジャンルのコンテストを複合的に持ちその中に金管バンド部門があります、さらにこのコンテストを終えると9月に待ち構えているのが英国金管バンド史上最古のコンテスト、そして英国でも勝ち抜くのが最も厳しいと言われるブリティッシュ・オープン(British Open)です。

今週はこれらウェールズ生まれのコンテストと英国でも最も歴史のあるコンテストをご紹介します。

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【吹奏楽ナビ】名曲・名演紹介#13

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皆さま、こんにちは。

梅雨が明けて猛暑日が続いていますが、この時期になると中学・高校時代に吹奏楽コンクールに向けて練習していた日々を思い出します。

今回は、吹奏楽コンクールの自由曲として全部門合わせて最も演奏回数が多い、レスピーギ作曲の「ローマの祭り」をご紹介します。

以前にも同曲を取り上げた、こちらの記事もご一緒にご覧いただけると幸いです。
名演紹介 #1 「ローマの祭り」/東海大四高(92年)

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