【金管バンドナビ】#74 クラシックの大作曲家たちが遺した金管バンド作品③ ― ジョン・アイルランド後編 ―

bbnavi_eyecatch

みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

台風と秋雨前線の影響で、すっきりしない天気が続いている関東ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

大雨による災害はもちろん、気温の変化による体調不良にも気をつけながら、元気に過ごしていきたいところですね。

さて、そんな秋の入り口ですが、日本各地では金管バンドの演奏会が開催されている一方、欧州や豪州では新年度を迎える9月。世界の金管バンド界では、早くも一年で最も熱いコンテストシーズンが始まっています。

今回は、そんなホットなニュースをお届けするとともに、前回に引き続きジョン・アイルランド特集です。

続きを読む

【吹奏楽ナビ】#95 作曲家 ショスタコーヴィチ① 交響曲第5番

wonavi_eyecatch

皆さま、こんにちは。

2026年がメモリアルイヤーとなる作曲家に、この9月で生誕120年を迎えたドミートリイ・ショスタコーヴィチがいます。昨年(2025年)も没後50年のメモリアルイヤーとなっておりましたので、昨年から今年にかけてショスタコーヴィチの作品が演奏会のプログラムに入っているのをよく目にしてきました。
8月末で吹奏楽コンクールの支部大会が一段落し、関東・東京支部以外の中学・高校の部の支部代表が決定しているのですが、代表になった学校の選曲を眺めていると関西支部代表の生駒市立生駒中学校が、ショスタコーヴィチ作曲の 交響曲第5番より 第4楽章 を自由曲として演奏していることを知りました。中学の部の全国大会でこの曲が演奏されるのは久しぶりではないかと思って調べてみると、なんと1978年以来48年ぶり!とのことで、この機会に今回はショスタコーヴィチ作曲の作品の中から、交響曲第5番の全国大会での演奏をいくつかご紹介しようと思います。

続きを読む

【金管バンドナビ】#73 クラシックの大作曲家たちが遺した金管バンド作品③ ― ジョン・アイルランド前編 ―

bbnavi_eyecatch

みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

大型台風が過ぎ、ようやく首都圏にも夏らしい暑さが戻ってまいりました。一方で、熊本地震や千葉豪雨など、各地で災害が続いております。被害に遭われた方々が、一日も早く日常を取り戻されることを心より願っております。みなさまも、どうぞお身体を大切にお過ごしください。

さて、今回の「金管バンドナビ」は、20世紀前半の英国を代表する作曲家の一人、**ジョン・アイルランド(John Ireland)**を特集します。

現在は8月。筆者自身もちょうど2か月前にアイルランド作品に取り組みましたが、名曲というものは研究すればするほど新たな発見があり、時間がいくらあっても足りないほど、実に素晴らしい時間でした。

というわけで今回は、昨今の金管バンド事情にも触れながら、英国、そしてイングランドを代表する作曲家の一人であるアイルランドの作品を、じっくりと深掘りしていきましょう。

続きを読む

【吹奏楽ナビ】#94 エル・サロン・メヒコ

wonavi_eyecatch

皆さま、こんにちは。

今回は、前回にご紹介した バレエ組曲「アパラチアの春」の作曲家であるアーロン・コープランドの作品の中でも、吹奏楽コンクール全国大会で一番多く演奏されている エル・サロン・メヒコ の全国大会での名演を、全国大会で演奏された順番でご紹介しようと思います。

続きを読む

【吹奏楽ナビ】#93 バレエ組曲「アパラチアの春」

wonavi_eyecatch

皆さま、こんにちは。

夏のコンクールシーズン真っ只中に、猛暑に加えて突然に雨が降ったりする不安定な天気の毎日で、リードの調子を心配してしまう日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、先月の中旬に石川県吹奏楽コンクールの審査をさせていただきました。これまでにコンクールを聴きに行く機会は多くありましたが、審査員としてコンクールで演奏を聴かせていただくのは初めての経験で、観客として勝手に点数をつけて聴いていた時とは全く違う、審査をすることの責任や演奏を聴きながら講評を書いて点数をつけて順番をつけていくことの大変さを体験することができました。これは実際に経験しないと分からないことでしたので、この機会をいただいたことにとても感謝しています。

続きを読む