吹奏楽ナビ

【吹奏楽ナビ】名曲・名演紹介#2

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皆さま、こんにちは。

前回の 名演紹介 #1「ローマの祭り」/東海大四高(92年) はお楽しみいただけたでしょうか?

今回は海外吹奏楽オリジナル作品の超難曲として名高い、スミス作曲の「華麗なる舞曲」の名演をご紹介します。

クロード・トーマス・スミスがアメリカ空軍軍楽隊のために作曲した「華麗なる舞曲」は、とにかく技術的な難易度が最高レベルの曲として知られており、今でこそ中学生が吹奏楽コンクールで演奏するまでになりましたが、昔はコンクールで演奏すること自体がすごいと言われるほどでした。

木管楽器は連符での指回しや高速タンギングを駆使しながらの超絶技巧に加えてソロでの音楽表現も求められる難曲ですが、この曲はやはり超絶テクニックが必要な高速パッセージや決めどころのハイトーンが目立つ金管楽器の超難曲と言えるでしょう。

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【吹奏楽ナビ】名曲・名演紹介#1

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皆さま、初めまして。

この度、吹奏楽の名曲・名演を紹介する機会をいただきました、クラリネット奏者の塚本啓理(つかもとけいすけ)と申します。

クラリネットを始めてから今日まで、吹奏楽の演奏をCDや生演奏でたくさん聴いてきました。中高生の頃はただ好きで聴いていたのが大学生以降は吹奏楽指導の参考のためにも聴くようになりましたが、時代とともに演奏が移り変わっていく中で過去の演奏の魅力を再発見することが多くなっていき、今の時代の演奏と昔の時代の演奏を知っている身として、過去の吹奏楽コンクールの名演奏を中心にご紹介していけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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【2024年最新】初心者でも合奏できる曲(吹奏楽編)

新年度

皆さまこんにちは。新入部員集めは順調でしょうか?新入部員の数は今後1年の活動方針にも大きく影響するので、ある意味1年で一番重要な時期かもしれませんね。以前の記事では新入生歓迎の舞台で使える定番曲をご紹介しましたが、今回は楽器初心者の新入部員でも合奏の楽しさを体験できる楽譜レパートリーをご紹介します。

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【2023年】吹奏楽コンクール・自由曲用楽譜

吹奏楽部・音楽部では今年も新入部員獲得にやきもきする時期がやってまいりました。部活動の数や環境にもより大きく増減するかと思いますが、毎年新入生の1割にあたる新入部員を目標とする先生が多いようです。特に中小規模の部では、夏のコンクールへの出場部門が変わったりと、今後の展望を左右するので頭を悩ませる先生も多いかと思います。今回は、先ほどもお話にあがりました夏のコンクールに向けて、特に中小規模の部活で活躍する自由曲用の楽譜をご紹介します。

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