最終更新日 2023.07.27
自由な編成で演奏できる「フレックス・シリーズ」に、楽しいアレンジのクリスマス曲が登場しました。
子供から大人まで楽しめる定番の4曲をラインナップ!クリスマスのイベントでぜひ演奏してみてください。
「フレックス・シリーズ」のクリスマス曲一覧
ジングルベル【Jingle Bells】
グレード : 3
演奏時間 : 2分30秒
編曲者:本澤なおゆき
1857年に、牧師のジェームズ・ロード・ピアポント(モルガン財閥創始者のジョン・ピアポント・モルガンの叔父)が、ボストンにある自分の教会の感謝祭のお祝いで歌うために作詞作曲した歌です。
最初につけられたタイトルは「1頭立ての橇」。歌詞には宗教的な語句やクリスマスに対する言及はなく、若者たちが冬に橇で競争する様子を歌ったものですが、たいへん好評でクリスマスにも歌われ、その後アメリカ中に広まっていき、タイトルもジングルベルに変わりました。
【アレンジャーより】
イージー・サンバ・テイストでアレンジしました。後半でいったん転調し、ジャズ風のマーチになります。
赤鼻のトナカイ
グレード : 3
演奏時間 : 2分10秒
編曲者:本澤なおゆき
1938年にロバート・L・メイが娘のために書いた詩をもとに、1939年にシカゴの通信販売会社の宣伝のために発行された児童書「赤鼻のトナカイ」が250万部のベストセラーとなりました。1946年に再発行され、さらに350万部と大ヒット。
それから2年後の1948年、ロバートの従兄弟であるジョニー・マークスが作詞作曲したのが、この「赤鼻のトナカイ」です。
【アレンジャーより】
遊び心のあるイージー・ジャズ・テイストでアレンジしました。後半にはPART 1〜4のアドリブ・ソロが順番に、エンディングにはPART 5の短いソロが用意されています。
きよしこの夜【Silent Night】
グレード : 3
演奏時間 : 3分
編曲者:本澤なおゆき
最も有名なクリスマス・キャロルのひとつで、1818年12月25日に、オーストリアの聖ニコラウス教会で初演されました。
原詞はヨゼフ・モールによってドイツ語で書かれ、フランツ・クサーヴァー・グルーバーが作曲。“きよしこの夜〜”に始まる日本語の有名な訳詞は、牧師であり、日本の賛美歌の発展に中心的役割を果たした由木康によるものです。
【アレンジャーより】
前半は管楽器を中心とした静かな3拍子のコラールに、後半は、一転してリズミカルなベースラインで始まる4拍子のゴスペル風ソウルジャズになっています。
あわてんぼうのサンタクロース
グレード : 3
演奏時間 : 3分
編曲者:本澤なおゆき
「天城越え」などの作詞で知られる作詞家・吉岡治と、ヒットメーカー・小林亜星によって作られたナンバー。文字どおり“あわてんぼう”のサンタクロースが煙突から落ちてある家に侵入、帰っていくまでの情景が、“リンリンリン”“ドンドンドン”“シャラランラン”“チャチャチャ”など擬音語を多用した歌詞で楽しげに描かれています。1971年に発表され、子ども向けのクリスマスソングの定番になりました。
【アレンジャーより】
ビギン風、行進曲風、ディキシーランド・ジャズ風など、短いテーマがいろいろなヴァリエーションで現れる楽しい編曲となっています。
まとめ
定番のクリスマスソングをサンバやジャズなどさまざまなテイストにアレンジした、フレックス・シリーズの楽譜をご紹介しました。
ミュージックエイトでは、他にもさまざまなクリスマスソングを出版しています。
ぜひご覧ください。
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