最終更新日 2023.07.27
吹奏楽に関する疑問にお答えします!
Q. 腹式呼吸ってなに?
A.呼吸法のひとつで、楽器を演奏するのに適しています。
普通の「胸呼吸」とは違い、おなか全体で横隔膜を押し上げるように息を吐きます。体操でやるような「深呼吸」とは違い、素早くかつ大きく息が吸えるため、演奏時のブレスに最適な呼吸法だと言われています。
また腹式呼吸は心を落ち着かせ、緊張を解きほぐす効果もあります。
しっかりとした呼吸法を身につけてロングトーンを安定させましょう!
Q.「アンブシュア」ってなに?
A.管楽器を演奏するときの口の形のことです。
「アンブシュア」とはフランス語で「口」という意味で、主に管楽器奏者の口の形とその機能について指す言葉です。
正しいアンブシュアでないとマウスピースに口を付けて吹いても良い音は出ません。
初めて管楽器を吹く人はまずこのアンブシュアを正しく身につけることが重要です。
感覚をしっかり身につける事こそ上達への第一歩です!
Q.何故チューニングをするの?
A.ピッチ(音程)が揃っていないと音が濁ってしまうからです!
たとえば「ド」にはたくさん種類があり、その音程が揃っていないと合奏の時に濁って聞こえてしまいます。
実際はチューニングをしなくても演奏方法の微妙な調節でピッチを合わせることは可能ですが、演奏に無理がかかり集中を妨げます。
聴きやすい演奏・普段通りの奏法を行うためにも、合奏前にはしっかりチューニングを行いましょう!
“チューニングに時間がかかりすぎる”という悩みをズバリ解消!
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