最終更新日 2023.07.27
吹奏楽に関する疑問にお答えします!
Q.「ドレミファソラシド」って何語なの?
A.「ドレミ」はイタリア語の読み方です。
イタリア語では → ドレミファソラシド
日本語では → ハニホヘトイロハ
英語では → C D E F G A B C
ドイツ語では → C D E F G A H C
(ドイツ語の読み方は ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー ツェー)
など国によっても異なります。
特にドイツ音名は他の記号等との混同を避けるため、合奏時に使用されることが多いので覚えておきたいですね!
Q.「ドレミ」の起源は?
A.ドレミはラテン語のヨハネ讃歌の歌詞を元にしています。
1024年6月24日、イタリアの修道士で音楽教師のグイード・ダレッツォが、歌詞の各行はじめの文字を音名として使用することを定めたといわれています。
Ut queant laxis 汝のしもべが
Resonare fibris 弦をかきなでて
Mira gestorum 汝の妙なるわざを
Famuli tuorum たたえ得るように
Solve polluti このけがれある唇の
Labii reatum 罪をのぞかせたまえ
Sancte Johannes 聖ヨハネよ
※SJ=Si (Jはiの異字体)
この赤字で表されたところから「ドレミファソラ」という音名が採用されたのです。
当時音階は6音しかなかったので、「シ」は後から作られました。
最初の「Ut」が「Do」になったのはイタリア語の読み方を当てはめたという説がありますが、詳しいことはわかっていません。
Q. 楽譜はなぜ五本線なの?
A.17世紀に五本の譜面に統一されたようです。
それまで、声楽は1オクターブなので4本、鍵盤楽器は音域が広いので7~8本の線で記譜されていました。
17世紀に入り、オペラが盛んなイタリアで統一した線数の譜面が望まれるようになり、読譜の限界や演奏時の利便性を考慮して現在の五線譜に統一されたとされています。
『ドレミの歌』を吹奏楽で!
QC71 マリア&トラップ・ファンタジー
「ミュージカル王」リチャード・ロジャースの傑作「サウンドオブミュージック」より、「サウンドオブミュージック」「一人ぼっちの羊飼い」「エーデルワイス」「ドレミの歌」の4曲をメドレーにして綴った楽しい曲集です。
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