「合奏が思うようにできない状況が続くけど、それでも楽器が練習したい!」「個人練習で上達したい!」という皆様のために、一人でも合奏ができちゃう便利なPlay Along楽譜をご紹介します。
INDEX
【Play Alongとは?】
Play Alongとは、直訳すると「一緒に演奏する」という意味です。
付属CDや公式サイトに伴奏音源があって、【一人でも合奏できる】楽譜のことを指します。
中には単純な伴奏だけでなく、バンドの1パート以外が全て演奏されている音源もあり、ピアノ伴奏に留まらず種類も豊富です。
Play Alongという呼び名の他に、ジャズ系で多い「マイナス・ワン」であったり、日本では「管楽器カラオケ」と呼ばれていたりと、呼称もメーカーによって様々です。
【ハル・レナード社の楽譜で練習してみた】
世界中の出版社からCD付きの楽譜は多数出版されていますが、今回はハル・レナード社で刊行されている、パソコンやスマホで再生できて、めちゃくちゃ便利な機能が盛りだくさんのPlay Along楽譜で練習してみます!
今回使用する楽譜はこちら!
「初めてのトランペットソロ・Vol.1」
【伴奏の聞き方】
肝心の伴奏音源を探してみましょう!
一見英語ばかりで難しそうに見えますが…実はとっても簡単です♪
まず、楽譜を開くと1ページ目にこのような記載があります。
翻訳すると「URLにアクセスして、コードを入力」と書かれていて、さらにコードが記載されています。
さっそくパソコンやスマホでアクセスしてみましょう♪
※ハル・レナード社の場合はどの楽譜でも共通のURL(https://www.halleonard.com/mylibrary/)です。
アクセスすると「Enter Access Code」とありますので、ここに先ほどのコードを入力!
すると、購入した楽譜に収録されている曲が一覧となって表示されるので、練習したい曲をクリックします!
これだけで準備完了です♪
【プレイヤーの使い方】
曲名をクリックすると画像のようなプレイヤーが表示されます。
※画像はパソコン版での表示です。スマホ版ではレイアウトが多少変わります。
SPEED:再生スピードを調整できます。難しい部分もこれでゆっくりから練習♪
PITCH:半音づつキーの調整ができます。管楽器ではあまり使わないかも…
BALANCE:再生音を右か左にまとめることができます。イヤホンを片耳につけて練習する時に便利です♪
LOOP:A地点とB地点を設定すると、その間を繰り返して再生します。できるまで頑張りましょう♪
【Play Along楽譜で個人練してみた感想】
スピード調整やループ機能を使用して、難しい部分を重点的に丁寧に練習できたりと、知らない曲の初見の楽譜でも普段より効率良く練習することができました。
また、実演音源も同様のプレイヤーで再生できるので、お手本演奏の気になる部分をワンタッチで繰り返せて、とても便利でした!
なかなか思う存分に練習できない時期が続きますが、だからこそ便利な楽譜を使って、この機にレベルアップできそうです♪
【他にもたくさん!Play Along楽譜特集】
今回ご紹介した楽譜はハル・レナード社のホームページで伴奏が聞ける仕様でしたが、その他にも、製品に伴奏CDが付属されているPlay Along楽譜なども多数あります。
こちらの特集ページ(https://www.music8.com/user_data/playalong.php)から各楽器のPlay Along楽譜をセレクトしていますので、ぜひ一度ご覧ください!