ビックバンド

部活動?それとも社会教育?

筆者: 本澤なおゆき(ミュージックエイト アレンジャー/開成ジュニアアンサンブル 代表)

2018年4月、国の「働き方改革」法案が国会で可決されたのに関連して、部活動のあり方が議論されています。既に部活動休養日が各学校で実施され、活動時間が大幅に減った部活動も多いことでしょう。
その上、文科省は、「将来的には学校単位から地域単位の取り組みにし、学校以外が担うことも検討する」と提言していて、今後部活動の社会教育への移行が部分的にでも進む可能性が出てきました。

では、音楽系の部活動が社会教育へ移行する場合、どのような問題が起こるのか、また、そもそも青少年を対象とした音楽系の社会教育団体にはどのような課題があるのでしょうか。
主に私が指導している「開成ジュニアアンサンブル」を例に挙げて考察してみました。

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ビッグバンド移行のヒント

筆者: 本澤なおゆき(ミュージックエイト アレンジャー/開成ジュニアアンサンブル 代表)

近年の少子化で、思うように吹奏楽や金管バンドのフル編成が組めず、苦労している団体(小学校・中学校・高校)も少なくないと思います。

私が指導している「開成ジュニアアンサンブル」も、結成2年目に器楽合奏団から編成を拡げる際、吹奏楽・金管バンド・ビッグバンドの3つを比較検討し、人数と楽器を考慮した結果、ビッグバンドの道を選んだという経緯があります。

ここでは “吹奏楽や金管バンドからビッグバンドに移行して、少ない人数でも充実した活動がしたい” というバンドのために、ディレクター視点、アレンジャー視点で気づいた事を書き綴ってみました。

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