【2024年最新】初心者でも合奏できる曲(金管バンド編)

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最終更新日 2024.03.27

皆さまこんにちは。先日の初心者でも合奏できる曲(吹奏楽編)に続いて、本日は金管バンド編成の初心者でも楽しく合奏ができる楽譜レパートリーをご紹介します。また、金管バンドにつきましては、2023年4月より金管バンドディレクターの河野一之さんによる記事連載が始まっておりますので、ぜひそちらもご一読ください。金管バンドの歴史から本場英国での最新情報まで、指導者プレーヤーを問わず楽しめる記事連載です。

新年度

さてお話を戻しまして、初心者でも楽しく合奏ができる金管バンドの楽譜レパートリーをご紹介します。

はじめての金管バンド曲集(FBシリーズ)

まず、ご紹介するのは「はじめての金管バンド曲集」シリーズです。2023年4月現在ではVol.1とVol.2の2冊が発売されていて、吹奏楽版である「はじめての吹奏楽〜」シリーズと同様に1冊に4曲収録されています。楽譜の特徴についてはミュージックエイトホームページのシリーズ紹介より引用してご紹介いたします。

『はじめての金管バンド曲集』

○グレード1〜1.5のやさしい編曲
・あくまでも簡単にすることにこだわりぬいたアレンジです。
・各楽器の音域は、初心者が最も出しやすい音域のみを使用しています。(1オクターブ未満)
・8分音符より細かい音符は使用せず、簡単なリズムで構成されています。
・特に金管楽器は、大きな跳躍も避けるよう配慮されています。

○初心者目線での配慮
・金管楽器には指番号、Snare DrumにはRL(右左)が記されています。裏面には、それらの記号がない通常の楽譜も用意されていますので、慣れてきたらそちらを使用することもできます。
・各楽器それぞれ1声部のみとしてあります。
・アーティキュレーションや強弱記号等は一切付けていません。細かい表現は後回しにして、どんどん新しい曲にトライしてください。合奏に慣れてきたら、色々な表現を工夫してみるのもいいでしょう。原曲が 速い曲は、テンポを上げても構いません。

○わかりやすい実演参考音源CD付き
・実際に演奏した合奏及び、それぞれの楽器別に録音したCDが付いていますので、初めて指導する先生の手助けともなります。
・楽器別の録音では、楽器ごとの音色やリズムの確認をしたり、独習にも使えます。

○楽しい選曲
・初めての合奏だからこそ、楽しいポップな曲、そして思い出に残る曲を選曲しています。音楽や合奏への興味がわき、音楽って本当に楽しい!と実感できることでしょう。

○奏者が楽しめるアレンジ
・どの楽器も最低1回は、メロディの一部を演奏できるよう配慮されています。

○先輩・後輩のつながり
・初心者のための楽譜(ビギナーズ)の他に、先輩が一緒に演奏をサポートできる楽譜(サポーターズ)が付いています。ビギナーズの楽譜だけでも演奏可能ですが、サポーターズパートが加わることで、より音楽的で楽しい合奏となります。
・サポーターズは、ビギナーズのメロディをサポートしたり、伴奏を受け持ったりして合奏を盛り上げてくれます。

ミュージックエイト 楽譜シリーズ紹介

↓発売中の楽譜一覧はこちら↓

おすすめ低グレード曲

つづいて、発売中の金管バンド(SBシリーズ)楽譜より、低グレードで演奏しやすい曲をご紹介します(それぞれ画像をタップすると製品ページにて編成などの詳細がご確認いただけます)。

SB573 きらきら星グレード:2.0)

SB56 さんぽ(映画『となりのトトロ』より)グレード:2.0)

SB35 聖者の行進グレード:2.0)

SB27 今日の日はさようなら・一年生になったら(2曲集)(グレード:1.0)

いかがでしたか?管楽の楽しさはやはり合奏してはじめて味わえるものですので、新入生にもなるべく早く合奏を楽しんでもらえるよう、こういった曲をレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。