【吹奏楽ナビ】名曲・名演紹介#1

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皆さま、初めまして。

この度、吹奏楽の名曲・名演を紹介する機会をいただきました、クラリネット奏者の塚本啓理(つかもとけいすけ)と申します。

クラリネットを始めてから今日まで、吹奏楽の演奏をCDや生演奏でたくさん聴いてきました。中高生の頃はただ好きで聴いていたのが大学生以降は吹奏楽指導の参考のためにも聴くようになりましたが、時代とともに演奏が移り変わっていく中で過去の演奏の魅力を再発見することが多くなっていき、今の時代の演奏と昔の時代の演奏を知っている身として、過去の吹奏楽コンクールの名演奏を中心にご紹介していけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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【金管バンドナビ】#5 そして現代へ

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みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

#3では金管バンドの黄金時代、そして#4で絶頂期を迎えた金管バンドですが、徐々にその勢いは低迷していきます。

2度の世界大戦、その後のかの有名な鉄の女による政策、20世紀初頭に花開いた金管バンドが時代のうねりと共にいかに現代に繋がるか、#5まで続いたこの金管バンドの歴史も最終章間近です。

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【金管バンドナビ】#4 巨匠たちが残した名作

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みなさん、こんにちは。金管バンドディレクターの河野一之(コウノ カズユキ)です。

先週の#3で迎えたブラスバンド黄金時代、産業革命で重労働に従事した労働者階級の人々にも音楽が普及しブラスバンドがより大衆化、それにより英国々内のブラスバンドの数は10,000団体を超えたとされ、英国各地で多くの人々がその演奏を聴くことができるようになりました。

これまでの#1 金管バンドの始まり, #2 金管バンドの発展とA.サックス, #3 黄金時代と続いてきた約100年の歴史。今回はこの約1世紀の間、楽器の発達、バンド構成や楽譜の形式の確立、バンド数の増加と様々な条件が満たされ、それらによって起きた現代まで通ずる”ある出来事”について今週は書いていきます。

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