ミュージックエイトでもフルート・アンサンブルの編曲を多数手掛けている、フルート奏者 池田さく子(作/編曲はsakukoのP.N.)のオリジナル2曲を含むミニ・アルバム「Blue call me – flute music」が2020年8月20日に発売されました。
INDEX
CD「Blue call me – flute music」(ブルー・コール・ミー)
sakukoオリジナル2曲のほか、クラシックの作品を自由な感性でアレンジした楽曲で構成されている。
フルート、アルトフルート、バスフルート、ピアノによるアコースティックなサウンド。

収録内容のご紹介
<収録曲>
1.Blue call me/sakuko
旧知の画家、澤田重人氏の吉祥寺での個展(2019.6月)に際し、その記念コンサートに寄せて書いた曲。
2.Gigue/ブラヴェ(M.Blavet 1700-1768) 編曲:sakuko
ブラヴェはフランス王家にも仕えたフルート奏者であり作曲家。原曲はフルート独奏用にロンド形式で書かれているが、バスフルートとのデュオにアレンジし、コーダを加えた。
3.Andante/sakuko
アンダンテは、「ゆっくり歩くテンポで」の意味。2020年春に作曲。
4.幻想曲 ロ短調/テレマン(G.P.Telemann 1681-1767)編曲:寺田正彦 & sakuko
テレマンはドイツ後期バロック音楽の代表的な作曲家。原曲はフルート独奏曲。
5.さくらさくら/日本古謡 編曲:sakuko & 寺田正彦
6.ソルヴェイグの歌/グリーグ(E.Grieg 1843-1907)編曲:sakuko & 寺田正彦
ノルウェーの作曲家グリーグが書いた劇付随音楽「ペール・ギュント」の中の1曲
<演奏者>
フルートとアルトフルート:池田さく子
ピアノ:寺田正彦(てらだまさひこ)
バスフルート:渡瀬英彦(わたせひでひこ)
紹介メッセージ
ブルーが印象的な絵画に誘われ 絵具と溶け合うようなフルートの音色・・・青い楽園へようこそ!
音楽家になる以前、美術史の世界に遊んだフルーティスト池田さく子が、画家の澤田重人と出逢い、澤田ブルーと呼ばれる独特のブルーにインスパイアされて作曲した表題曲をはじめ、バロック作品などが遊び心たっぷりに甦った。この自在さこそ、古楽から現代曲まで楽し気に横断する彼女の真骨頂。軽やかな清涼感に誘われ、そして、必ずや癒されるだろう。
稲木紫織(アートライター)

ミュージックエイトでも、フルート・アンサンブルの編曲でお世話になっている池田さん。その楽譜からは、演奏者にも聴き手にも楽しんで欲しいというユーモアが感じ取れます。
このCDでは、時代を超えた自由な選曲や、3種の音域のフルートによって、この楽器の奥深い世界を堪能できます。心に寄り添うような、柔らかく表情豊かな音色もまた魅力的です。
佐藤博昭(ミュージックエイト所属 作/編曲家)

購入方法
◆オンライン購入
ワコーレコードHP https://wakomusic.theshop.jp/items/32398474
池田さく子HP https://happytalk2525.jimdo.com/shop/
タワーレコード等、大型レコード店にて注文可能
◆店頭版売
山野楽器銀座本店フルートコーナー、村松楽器新宿店、ドルチェ楽器(新宿店、名古屋店)、
三響フルート工房、ミヤザワフルート・アトリエ東京、フルート専門店テオバルト
池田さく子(sakuko)プロフィール
茨城県日立市出身。4歳よりピアノを始め、小学校4年時、学校の合奏団に入りアンサンブルの楽しみを覚える。中学校で吹奏楽部に入部、フルートを始める。
ドビュッシー、ストラヴィンスキー、YMO、矢野顕子などの音楽に感化される。日立第一高等学校に入学、ブラスバンド部に所属。
早稲田大文学部史学科美術史を卒業。
音楽に没頭出来る時間を求めて桐朋学園芸術短期大学に進む。同短大卒業及び専攻科修了。その後、しばしばフランス、パリに短期留学を重ね、C.Rayneau女氏のもとで研鑽を積むこと10年に及ぶ。
現在は、自身の企画による室内楽コンサートをはじめ、合唱との共演(日本合唱協会)、朗読とのコラボレーション、オーケストラ、Axisチェンバー・オーケストラによるスクールコンサート、そしてライブと様々なシーンで演奏活動を行っている。最近ではベーム式銀管フルートのみならず、19世紀木管5鍵フルートも演奏する。
またフルート三重奏の為にJ-pop、ジブリ、ディズニーなどの音楽をアレンジしており、ミュージック・エイト社より多数発売されている。
ミュージックエイトで出版中のsakuko編曲楽譜
現在ミュージックエイトで出版しているフルートアンサンブルの楽譜は80曲!
その中から、おすすめのsakuko編曲楽譜をご紹介いたします。
きらきら星【フルート三重奏の為の変奏曲】

原曲は、18世紀末のフランスで流行したシャンソン「Ah! Vous dirais-je, Maman(あのね、お母さん)」。イギリスの詩人、ジェーン・テイラーの1806年の英語詩 「The Star」による替え歌「Twinkle, twinkle, little star」が童謡として世界的に広まり、世界中で愛唱されている。
Part of Your World(映画『リトル・マーメイド』より)【フルート三重奏】
ディズニー映画「リトル・マーメイド」の中に登場するナンバー。作曲は、数々のディズニー映画を手がけている、アラン・メンケン。主人公のアリエルが、宝物を隠している洞窟で、まだ知らぬ陸の世界への憧れを歌っている。
君をのせて【フルート三重奏】
「君をのせて」は1986年にスタジオジブリ制作映画「天空の城ラピュタ」の主題歌として発表された。合唱曲としても広く知られている。そのせつなく美しいメロディーは今なお多くの人々の心を捉えて離さない。
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※「Blue call me – flute music」収録曲の楽譜は取り扱っておりません。